太陽ファルマテックは、2019年に大手医薬品メーカーから太陽ホールディングスのグループ傘下に入り誕生した会社です。
80年以上にわたり培ってきた技術力と前身の会社から受け継ぐ医薬品製造への矜持、そして太陽ホールディングスの挑戦マインド。
それぞれの想いを融合し、グループ内における医療・医薬品事業のさらなる進化の一翼を担う新会社として、次のステージへ向かうためにデザインの力が必要でした。会社としてのステージの移り変わりやスタートを感じられる、コンセプチュアルでスタイリッシュなデザイン、思わず開きたくなる表紙と読み進めたくなる簡潔な中面というキーワードをベースに各種販促ツールを制作しました。

求められたのは、新たなスタートを想起させるコンセプチュアルでスタイリッシュなデザイン。

はじめに制作したのは会社案内パンフレット。デザインサンプルをお持ちしながら、数回に渡るヒアリングを実施しました。そうしてNext Stageが想起されるような矢印のモチーフにカットアウトした表紙を起用したパンフレットが完成。コンセプトカラーはもともとロゴに使用されていた重厚なグリーンではなく、あえて新会社としてのインパクトと先進性を示すために蛍光グリーンをご提案しました。中面も原稿を抜粋し写真をシルバーインクとの2色分解で表現することで、デザインに統一感を出しつつわかりやすく読みやすいリズム感のあるレイアウトに。デザインサンプル→ラフ案→デザイン案と、お客様と密に連携を取りながら進めることで、「出来上がったデザインがイメージと違う」といった齟齬なく、固定概念に囚われないレイアウトデザインや印刷加工で印象に残るデザインを作ることができました。

映像、ブースもコンセプトを統一し、一貫したブランドイメージを醸成。

今回作成したモチーフや蛍光グリーンを基軸としたコンセプトを踏襲し、映像、展示会ブースなども制作。展示会でのブース装飾は矢印モチーフをダイナミックに使用し、カタログのグリーンをアクセントに使ったカラーリングを起用。工場の紹介動画においては空撮動画の中に矢印モチーフやカラーリングをちりばめ、スタイリッシュな雰囲気に仕上げました。各コンテンツの企画構成から印刷まで一貫して担うことで、映像やブースなど他コンテンツも同じコンセプトで制作することができ、各ステークホルダーに統一したブランドイメージを訴求しブランディングの側面から見ても大きな効果を発揮しました。

Point

◯企画構成から印刷まで一貫して行い、クライアントのご要望を最適な形で作り上げることができる
◯段階をおってデザインのご提案することで、コミュニケーションの齟齬が少なく望むゴールまで伴走できる
◯固定概念に囚われないレイアウトデザインやインパクトのある印刷加工で印象に残るデザインを生み出せる
◯様々な制作物を同コンセプトのもと一気通貫で制作できるので、ブランドイメージの訴求に大きな効果を発揮する

CREDIT

Client
太陽ファルマテック株式会社 様

Category
会社案内パンフレット、映像制作、ブース装飾